中古住宅を購入するなら

中古住宅を購入するなら

中古住宅の購入のメリットは
選択肢が多く、じっくり判断できます
情報収集をしっかりする事が大切

中古住宅購入のメリットは？

中古住宅とは、以前に人が住んでいた住宅や築２年以上経過した住宅のことをいいます。新築でなく、中古住宅を購入するメリットはなんでしょうか？

中古住宅を購入するメリットは、良い立地・希望の立地の物件を新築よりも安く買えるという点につきます。新築物件は、売りやすい価格にするために土地建物共に狭くなる傾向がありますが、中古住宅購入の場合は、そんな制限がありません。

広くて好きな立地に家が欲しいなら、中古住宅の購入を検討してはいかがでしょう。また新築物件を購入する場合は、建物完成前にパンフレットやモデルルームを見て判断しなければなりませんが、中古住宅の場合は、実物をじっくり見て購入を決められます。

中古住宅を購入する場合、その程度（傷み具合等）が問題になりますが、これは専門の調査機関に調べてもらうと安心です。「公庫融資の調査判定」「住宅性能表示制度」「中古住宅の保証精度」などを利用できます。特に最後の「保証」があれば中古住宅購入も安心です。いずれも十万～数十万程度の費用が必要ですが。
中古住宅購入の際は、デメリットもあります。まず仲介業者への手数料が発生しますし、税金も新築の方が安くなります。ローン設定も返済期間が短いなど利用しにくい点がありますので、注意してください。

中古住宅購入後のリフォームは？

中古住宅は新築に比べ割安なため、購入後はリフォームを計画している場合もあるでしょう。
この場合は、いくつか注意点があります。

建物の構造上、プレハブやツーバイフォーのものは、リフォームに向いていません。在来工法の住宅が設計度に自由があり、リフォームに向いています。
また購入する中古住宅の構造部分がしっかりしているかチェックしましょう。ここが傷んでいると、計画どおりのリフォームができなかったり、予定外の補修に過大な費用がかかったりすることがあります。

中古住宅購入か中古マンション購入か？

中古住宅を購入する際、中古マンションにも目を向けてよいかもしれません。

特に立地条件を購入の優先ポイントとしている場合は、中古マンションも検討に値します。
マンションは元々立地のよい場所を選んで立てられますし、中古マンションの供給量も多いので、買い手有利で価格が決まる傾向があるからです。

中古住宅購入と同様に実物を見て購入を決められるメリットもあります。より安く買ってリフォームに余裕資金を回せるかもしれません。

中古住宅購入の注意点

中古住宅を購入する場合の注意点は、物件自体の問題として、
・基礎部分にひび割れがないか。　・床下の湿気は大丈夫か。
・屋根裏に雨漏りや結露はないか。　・建具はきちんと動くか。
などのチェックがあります。

また、周囲の環境としては、
・雨の日に出向いて家の雨漏りの他、下水があふれていないか、敷地に水溜りができないかなど地盤の不良。
・夜の様子はどうか。静かな環境か。
・土日曜、祭日の様子はどうか。休みの日に近所で騒音がするところはないか。
などをチェックしましょう。

他に、競売物件が安いからと狙っている人がいるかもしれませんが、競売物件は思わぬリスクが潜んでいることがあり、素人が手を出すのは危険です。

中古住宅を購入する際は、図面以外にも「確認通知書」「検査済み証」など、できるだけ情報を集めて、失敗のないようにしてください。

では、よい中古住宅購入ができますよう願っております。

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